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白蛇のナーガ : ウィキペディア日本語版
白蛇のナーガ[さーぺんとのなーが]

白蛇のナーガ(サーペントのナーガ)は『スレイヤーズ』に登場する架空の人物である。担当声優川村万梨阿
== 人物 ==
『すぺしゃる』『すまっしゅ。』や劇場版、OVAに登場する、リナ以上に型破りな性格をした女魔道士。ネーミングはインド神話の蛇神ナーガより。リナがガウリイと出会う以前に、事実上2人でパーティを組んでいた〔角川つばさ文庫版では一時敵対しレゾ側につくが、ガウリイやシルフィールと共にリナの喧嘩友達として旅を続けている。また、非情な行いに対して激怒する、リナの危機に慟哭する等、原作では見られない感情を露わにする場面がある。〕。TVアニメでもモブキャラクターとして出ている。小説本編には登場しないものの、本編のある登場人物数名と深く関わっている。
リナの最大最強にして最後のライバルを自称し、リナと戦い1度だけリナ本人に負けを認めさせたが、後日しばらくの間それを口実にリナにいびり倒されることとなる〔SP1巻〕。話が進むにつれて、リナに飯をたかったり、一緒に仕事をしたりしている〔そんな様子をリナは「金魚のフン」と評している。〕。話によってはリナの敵側に付く事も多いが、リナ曰く「味方につけると心細いが、敵に回せばおもしろい」〔SP3巻〕存在である。
リナと同じく食べ物にがめつい大食いで、酒にも強くジョッキ一杯のブランデーでも顔色ひとつ変えずに一気飲みする。コインを落とせばそれに飛びつく守銭奴でもある。外見は知的な容貌と抜群のプロポーションを持つ黒髪の美人だが、いかにも「悪の女黒魔道士」もしくは「(特殊な)女王様」然とした黒いボンデージ系の(ビキニアーマーの)服とトゲ付の肩当(母親の形見)を常に身につけており、常人とはかけ離れた美意識と価値観を持っている〔角川つばさ文庫版では、その格好のせいで初対面のガウリイにリナの母親と勘違いされ、「四十歳くらい」とまで思われていた。また、ミニスカートを履くなど服のデザインの露出度がやや抑えられている。〕。登場する際には、大概「ほーほっほっほっほっほ!」と高笑いをしてから出てくる。冬に薄着1枚でも風邪ひとつ引かず〔気温が下がると混乱して無意味に高笑いを繰り返すが。〕、どんなに失敗しようがドジを踏もうが魔法でふっ飛ばされようが凍らされようがドラゴンに踏み潰されようが、すぐさま復活してくる脅威の回復力を誇るギャグキャラ。なおその回復力は話が進む度にどんどん早くなっている。ただし、このあたりの“非常識さ”設定がシリーズの進行にともなって目立って行ったのはガウリイと事情を同じくする。初期には、「リナが悪党ごと竜破斬で城を吹き飛ばし、それをナーガに責められる」等、ナーガのほうが“常識”役のシーンも多かった。また初登場時(短編『ナーガの挑戦』:ドラゴンマガジン1990年8月号掲載)にはリナの投宿先の火災に巻き込まれて大火傷を負い、再登場の時は身動きもままならない包帯ミイラと化するなど回復力はなかった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「白蛇のナーガ」の詳細全文を読む



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