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百田駐在所巡査殉職事件 : ウィキペディア日本語版 | 百田駐在所巡査殉職事件[ひゃくたちゅうざいしょじゅんさじゅんしょくじけん]
百田駐在所巡査殉職事件(ひゃくたちゅうざいしょじゅんさじゅんしょくじけん)とは、1947年(昭和22年)3月15日に山梨県中巨摩郡百田村(現:南アルプス市)で発生した殺人事件である。 == 事件の概要 == 1947年3月15日午後8時、山梨県中巨摩郡百田村の雑貨商宅に「県刑事課の藤森」と名乗る男が来た。「藤森」は雑貨商の預金について聞いたり、辺りを見回すなど不審な行動をとっていたため、雑貨商の妻は「この男は刑事ではない」と直感し、裏からこっそりと雑貨商の兄に連絡した。雑貨商の兄は駐在所に行き、この事件の被害者となる巡査に事情を説明した。 巡査は直ちに雑貨商宅に駆けつけ、「藤森」に警察手帳の提示を求めた。「藤森」は黒い手帳を出したが、警察手帳ではなかった。巡査は「藤森」を追及すると、「藤森」はいきなり拳銃を取り出し、至近距離から巡査に発砲した。弾は巡査の心臓を貫通し、巡査は即死した。雑貨商の妻はこの場面を目撃して逃げようとしたため、「藤森」は雑貨商の妻にも発砲したが不発だったので、雑貨商の妻を殴打し重傷を負わせた。 銃声と悲鳴を聞いた雑貨商と近所の男性が現場に駆けつけ、何とか「藤森」を取り押さえることに成功した。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「百田駐在所巡査殉職事件」の詳細全文を読む
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