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皇大神宮 : ウィキペディア日本語版
皇大神宮[こうたいじんぐう]

皇大神宮(こうたいじんぐう)は、三重県伊勢市にある神社伊勢の神宮の2つの正宮のうちの1つである。一般には内宮(ないくう)と呼ばれる。式内社(大社)。
== 概要 ==
伊勢信仰の中心となる神社で、日本全国の神社で授与される神宮大麻はこの皇大神宮の神札である。
親王の結婚に際して、新婚旅行として「神宮に謁するの儀」が執り行われるのが通例となっている。複数の神社を参拝する場合、格の高い神社から低い神社の順が一般的だが、神宮の通常の神事外宮、内宮の順で行う〔式内社研究会 編(1990):150ページ〕。これを外宮先祭と呼び〔、参拝も外宮、内宮の順で行うのが正しいといわれる〔伊勢文化舎(2009):98ページ〕。ただし式年遷宮遷御は皇大神宮、豊受大神宮の順であり〔式内社研究会 編(1990):150ページ〕、奉幣(ほうへい)は豊受大神宮、皇大神宮の順である。
別宮として、境内に荒祭宮風日祈宮、境外に月讀宮瀧原宮伊雑宮のほか、境内・境外に27社・33座の摂社、16社・16座の末社、30社・30座の所管社を有する。
建物は豊受大神宮と同様に外側から板垣・外玉垣・内玉垣・瑞垣の四重垣に囲まれ、南北の門に宿衛屋が置かれている。建物は神職が交代勤務で24時間、警備・管理を行っている〔『一般人は入れない立入禁止地帯』, 歴史ミステリー研究会, 彩図社, 2011年〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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