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盧元善[ろ げんぜん]
盧 元善(ろ げんぜん)は中華民国、満州国の政治家。満州国では文教部大臣などを務めた。 == 事跡 == 日本に留学し、1912年(民国元年)、宮城県立宮城農学校を卒業した。帰国後は、金州南金書院の農業科教員となっている。1923年(民国12年)、金州農業学堂が成立すると、その教員になった。また、通遼県墾殖公司経理もつとめている。 満州国が成立するとこれに参加し、1932年(民国21年)4月に軍政部高級秘書に任ぜられた。後に黒竜江に赴任し、実業庁庁長、民生庁庁長、教育庁庁長、専売総局長を歴任している。1939年(康徳6年)4月、三江省省長に任ぜられる。1942年(康徳9年)9月、総務庁次長に起用された。1943年(康徳10年)4月、文教部大臣に昇進している。 満州国滅亡後は、ソ連軍に逮捕、連行され、ハバロフスク第45収容所に収監された。1950年8月、中華人民共和国に引き渡され、撫順戦犯管理所に収監されている。 1959年9月、獄中で病没。享年72。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「盧元善」の詳細全文を読む
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