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目地[めじ]
目地(めじ;めち、joint; masonry joint)とは、建築物や土木構造物において、少し間隔を空けた部材間の隙間・継ぎ目の部分。とくに、組積みする石・煉瓦(レンガ)・コンクリートブロックの継ぎ目、あるいは仕上に貼るタイルの継ぎ目を指す。目地に充填される建築材料のことを目地材・目地剤または単に目地ともいう。 == 概要 == 本来は、組積造における石積みや煉瓦積みの部材の接合部を意味する。同様に部材を組み合わせる場合でも木や瓦等の場合は用いない。木同士の場合基本的に隙間は無く、瓦の場合隙間が大きすぎるからだと考えられる。このように、ある範囲の寸法の隙間が生じる場合「目地」と呼ばれている。目地には何かが充填される場合と空隙のままの場合がある。目地は凹形か平が多いが、「出目地(でめじ)」と呼ばれる凸形の目地もある。目地は機能的意味合いのみでなく、意匠的にも意味を持つ。どの位置に目地を設けるかという「目地割り(めじわり)」は重要な設計行為である。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「目地」の詳細全文を読む
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