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直列型エンジン[ちょくれつがたえんじん]
直列型エンジン(ちょくれつがたエンジン、Inline-engine、Straight-engine)は、レシプロエンジンの形式の一つ。1本のクランクシャフトに対して、複数のシリンダー(気筒)を直列に並べたエンジンである。 ==解説== 直列型エンジンはInline-engineと呼ばれ、直列4気筒の場合にはI4(Inline-4)といった略称を用いる。日本においては、Line-engineという誤訳からL4(Line-4)という略称や、アルファベットを用いない直4や直6といった略称もよく用いられる。 オートバイにおいては、並列型エンジン(Parallel-engine、パラレルエンジン)という名称が用いられることも多い。これは多くの自動車用直列型エンジンが車体進行方向に対して縦にシリンダーが並んでいる場合が多かったのに対して、オートバイでは車体進行方向に対して横にシリンダーが並んでいる場合が多いためとされている。しかし、自動車用直列型エンジンでも前輪駆動レイアウトにより横置きされる例も多くなり、実際には並列型エンジンの厳密な定義は曖昧であり、単にオートバイに横置き搭載された直列型エンジンを指す単語となっている。 オートバイ・自動車用エンジンでは、4気筒を中心に2気筒から6気筒までが用いられている。かつては6を超える気筒数の自動車用直列型エンジンも存在したが、今日ではV型エンジンが多気筒では一般的となった。船舶用のエンジンではモジュール化によって長大な直列エンジンも製造されており、最長のもので直列14気筒2ストロークディーゼルエンジンが存在する。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「直列型エンジン」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Straight engine 」があります。
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