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直接侵略 : ウィキペディア日本語版
直接侵略[ちょくせつしんりゃく]

直接侵略(ちょくせつしんりゃく、)は、軍事学では国家による正規の軍事力を用いた先制攻撃を言う〔侵略の定義は様々だが、ここでは軍事学の「武力を行使した先制攻撃という定義を用いる。〕。
== 概要 ==
直接侵略は国家が正規の軍隊を以って攻撃し、国境を越えてその領域に侵攻し、敵軍を攻撃、最終的には占領などによって陸上権を獲得することである。占領が長期間に及ばずとも、封鎖破壊略奪拉致といった方法で、他国の主権を蹂躙する侵略行為もある。
直接侵略は軍事政策を示す概念であり、作戦的には攻勢作戦、戦術的には攻撃と呼称する。侵略の主体は政府とその軍隊である。軍事的に侵略はその対応関係において防衛よりも時間的・場所的・手段的な主導権を獲得し、特に第一撃においては先制攻撃の効果から確実に敵の損害が見込めると考えられている〔服部実『防衛学概論』(原書房、1980年)〕。ただし侵略は基本的にその戦力の磨耗が激しい活動であり、また地理的環境に侵攻が妨げられる場合もあり、また兵站線の延長が避けられないためにしばしば国家兵站を圧迫する。
また限定した政治目的に基づいた小規模な軍事力で限定戦争を行い、短期間のうちに既成事実を作ろうとする形態の侵略は限定的小規模侵略(Limiter and small-scale aggression)と呼ばれ、直接侵略の一種であると考えられる〔限定的小規模侵略については佐島直子編『現代安全保障用語辞典』(信山社出版、2004年)235項〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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