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直接啓示[ちょくせつけいじ] 直接啓示(ちょくせつけいじ)とは、神からの直接の啓示を意味する神学用語。本項では特にプロテスタントにおける見解について述べる。 ジャン・カルヴァンの『キリスト教綱要』第一篇9章は、聖書を否定して直接啓示を求める立場を非難している〔翻訳渡辺信夫〕。ウェストミンスター信仰告白第一章「聖書について」の1は昔の啓示方法は停止されたと告白している〔ウェストミンスター信仰告白 〕。 プロテスタント福音派では書かれた66巻の聖書の十分性、完結性が前提であり、特別啓示である聖書に直接啓示を付加する立場は否定される〔『聖書の教理』p.63〕。聖書の啓示だけでは不十分であるとする主張は異端として退けられる〔『ニューエイジムーブメントの危険』p.70〕。新宗派(カルト)の特色として直接啓示の付加があるとされ、モルモン教、エホバの証人、統一協会、クリスチャン・サイエンスはキリスト教でないとみなされており、また、ローマ・カトリックの立場も否定される〔『キリスト者の戦い』p.239,p.240-241〕〔『聖書の教理』60-63〕。 ==脚注==
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「直接啓示」の詳細全文を読む
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