|
相柳(そうりゅう Xiang-liu)は、古代中国神話に登場する怪物の一つ。九つの人間の頭を持つ大蛇の姿をしているとされる。 == 概要 == 九つの頭で九つの山のものを食べつくすといい、また相柳の通過したあとは谷や沢に変貌してしまったともいう。共工に仕えており、体から毒水を出し、周囲の大地を汚染し天下を困らせた。また、その血液は非常になまぐさく、英雄・禹(う)に退治された時に流された大量の血液が広範囲の土地を汚染し農業などを不能にしたという〔袁珂 著、鈴木博 訳『中国の神話伝説』上、青土社、1993年 352-353頁〕。 『山海経』海外北経によると、禹によって相柳が退治されたのは柔利国の地であると記されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「相柳」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|