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相田一人 : ウィキペディア日本語版
相田一人[あいだ かずひと]
相田 一人 (あいだ かずひと、1955年9月2日 - )は、栃木県足利市出身の著作家。詩人書家であった相田みつをの長男で、相田みつを美術館の館長。
== 略歴 ==
1955年(昭和30年)9月2日栃木県足利市に相田みつをの長男として生まれた。父みつをの死後に見つかった日記には、「気骨ある人に成長するように、何事も一人でやっていけるように、一日も早く一人立ちできるように、という願いをこめて『一人』と命名した。また、転じて後、人生の孤独、寂寥、悲哀等を一人で堪えてゆかねばならぬ時の事を考えて、あえて『一人』と名付けた次第なり」と命名の理由が記されている 〔相田一人 『書 相田みつを』 文化出版局、1998年、pp.17-18.〕。
出版社に勤めた後、株式会社而今社(にこんしゃ)を設立した。1996年(平成8年)、東京都中央区銀座に相田みつを美術館を開館、館長に就任した(美術館は、2003年(平成15年)、千代田区丸の内にある東京国際フォーラムに移転)。1997年(平成9年)月刊誌諸君!小田嶋隆による父相田みつをの批評記事が掲載されると、事実無根であると名誉毀損の訴えを起こし、1999年(平成11年)に同誌に反論記事を寄稿した。『生きていてよかった』、『いまからここから』など、父の作品の監修に携わったほか、自身も1998年(平成10年)、『父 相田みつを』、『書 相田みつを』を発表した。2011年(平成23年)、民主党代表選演説で野田佳彦が引用した相田みつをの作品「どじょう」が脚光を浴びた際、新聞社の取材に対して驚きと喜び、新首相の活躍への期待を表明した。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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