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相馬千恵子[そうま ちえこ] 相馬 千恵子(そうま ちえこ、1922年12月24日 - )は、日本の女優。相馬千惠子の表記もある。本名は相馬キクエ。愛称は「お通(つう)さん」〔『キネマの美女 - 二十世紀ノスタルジア』(1999年、文藝春秋)〕。身長165cm〔。 == 経歴 == 青森県弘前市出身。上京して、日本橋タイピスト女学院を卒業後、逓信省に勤務。1940年、新興キネマ東京撮影所に入り、1941年、映画『鉄の花嫁』の主役でデビュー。ちなみに、デビューしたこの年に太平洋戦争が始まっている。 デビューの翌年の1942年、戦時統合で新興キネマは大都映画と日活と合併し大映となり消滅するが、そのまま、大映に移籍し、映画出演を続けた。1943年、吉川英治原作の「宮本武蔵」の映画化『二刀流開眼』『決闘般若坂』の2作でヒロインの「お通」を演じ、以後、相馬の愛称も「お通さん」になった〔。武蔵は片岡千恵蔵が演じた。 戦後も引き続き大映に所属。『花咲く家族』(1946年)、『緑の小筐』(1947年)などの映画に出演。1951年にはカンヌ国際映画祭で撮影賞を受賞した吉村公三郎監督の『源氏物語』(原作:紫式部)で、長谷川一夫演じる主人公の光源氏の母である桐壺更衣を演じた。 1952年、新東宝に移籍。『浅草四人姉妹』(1952年)、『青ヶ島の子供たち 女教師の記録』(1955年)などの映画に出演。1959年、日活に移籍。日活ではNHKの連続テレビドラマ『事件記者』の映画化シリーズで、テレビドラマでは坪内美詠子が演じた小料理屋の女将役で親しまれた(その他の役でテレビドラマ版への出演があったかどうかは詳細不明)。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「相馬千恵子」の詳細全文を読む
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