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盾縫[たてぬい] 盾縫(たてぬい)とは、古代日本(古墳時代から律令時代)において、盾を作ること、または作る人を指した語である。表記は、楯縫、作盾者(『紀』)とも記す。 == 概要 == 盾を作る部民は楯部(たてぬいべ)と称され、神代紀には、「彦狭知神(ひこさしりのかみ)〔『古語拾遺』によると、紀伊忌部氏の祖神とされる(讃岐忌部氏も参照)。〕を盾縫とす」とあるように、日本神話においても、盾を製作する神々が登場している(この他にも、大国主が白盾を作る記述が見られる〔『日本書紀』に、大国主が、「幾重にも革を縫い合わせた白楯を造りましょう」と申した事が記述されている。神代における革製盾の起源説話。〕)。 伝説上においても、盾縫は登場しており、垂仁紀39年条(10年)「一云」文註に、五十瓊敷入彦命が、「河上と称する鍛(かぬち)に命じて大刀一千口を作らしめたので、この時、楯部以下の十の品部を賜った」と記述されている(この一千口の大刀は石上神宮に奉納された)。 その後、律令制下(9世紀)まで中央政権の管理下(造兵司)に置かれていた。 忌部の中に祭祀に用いる盾を作るものがいたと思われる点や前述の石上神宮に関わりのある刀工川上部(かわかみのとも)の中に楯部がいたなど、古墳期の盾縫は宗教と関わり深い。出雲国楯縫郡の地名も、神事道具としての盾を製作していたことに由来する。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「盾縫」の詳細全文を読む
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