翻訳と辞書 |
看護学[かんごがく]
看護学(かんごがく)とは、「新生児から高齢者まで人間の発達段階にある全ての人や家族、地域、それぞれ固有の健康問題の理解やその援助、もしくは健康の維持、増進について研究する学問」のことである。最近では、「生きる希望と力を与え、生まれたそのときから最期の瞬間までその人らしく生きることを支援するミクロからマクロまでを包含した学際的な学問」であるといわれる。 == 概要 == 英語ではnursing scienceといい、看護学を自然科学の一分野であると考え、看護科学と称されることもある〔日本国内には、日本看護科学学会と称する学会がある。1981年に発足。http://jans.umin.ac.jp/ アメリカ看護協会(ANS)は、「Advances in Nursinf Science」という季刊誌を刊行している。http://journals.lww.com/advancesinnursingscience/pages/default.aspx〕。また、看護学をサイエンスとアートが結びついたものとして捉え、人間科学の一分野であると考えている研究者もいる〔北海道文教大学では人間科学部に看護学科は所属している。上智大学大学院では総合人間科学研究科の中に看護学専攻がある。同様の例は他にも多数ある。〕。 世界で初めての4年制看護学部は、アメリカニューヨーク市のコロンビア大学看護学部であり、1889年の創立である。ヨーロッパでは、1956年創設のエディンバラ大学健康社会学部看護学科が最も古い。また、日本では1952年に開設された高知女子大学家政学部看護学科が最も古い。これらは、4年制学部であるが、アメリカの看護学部の中には学部であっても、3年制のところや他大学の卒業を前提として入学させ、1年半から2年程度の課程で卒業させる大学(ジョンズ・ホプキンス大学など)など、教育形態はさまざまである。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「看護学」の詳細全文を読む
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|