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県犬養姉女 県犬養 姉女(あがたのいぬかい の あねめ、生没年不詳)は、奈良時代中期の女官。父は造宮卿筑紫で、母は不明。安麻呂は弟。 == 人物 == 天平宝字7年(763年)に従五位下に叙され、大宿禰のカバネを賜った。天平神護元年(765年)には従五位上にまで登ったが、忍坂女王、石田女王、不破内親王らと共謀して塩焼王の子・氷上志計志麻呂を天皇に擁立しようとし、称徳天皇を呪い殺そうとした嫌疑を受けて神護景雲3年(769年)にカバネを犬部と改めさせられ島流しに処された。その後の宝亀2年(771年)に前の嫌疑は丹比乙女の讒言だったとして本姓に復した。翌年の宝亀3年(772年)には再び従五位下に叙せられた。 諸説あるが、父の造宮卿筑紫は県犬養祢麻呂の子とする系図がある。この系図が正しいとすると、系譜は「神魂命? … 阿居太都命? … 田根 - 多比 - 大伴 - 禰麻呂 - 筑紫 - 姉女」となる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「県犬養姉女」の詳細全文を読む
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