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県轄区[けんかつく]
県轄区(けんかつく、シエンシアチュイXiànxiáqū,簡体字:)は略して「区」と呼ばれる中華人民共和国の行政区分で1990年代の撤区並郷以前はよくみられた準行政区である。郷級行政区であるが郷より上の段階で、県と郷の間にある。 撤区並郷以前、県のほとんどが5~10程、大きな県ならそれ以上の「区」に分かれていた。区の最高行政官員駐地の「区公所」は県政府の派出機構で、最高行政官員を「区長」と称する。平均して4~5個、少ないものは2個、多いものは8個の郷鎮を管轄していた。「撤区並郷」は区を廃止して基本的に2つの郷鎮を合併することで行なわれた。 2011年現在、中国全土でも県轄区は2ヶ所のみとなっている。河北省張家口市涿鹿県の南山区と、新疆ウイグル自治区カシュガル地区ポスカム県の奎依巴格区の2区である。
==関連項目==
* 中華人民共和国の行政区分 * 市轄区
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「県轄区」の詳細全文を読む
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