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真名野長者伝説(まなのちょうじゃでんせつ)とは、大分県に伝わる民話である。特に定まった題名はなく、話し手や著者によって「炭焼き小五郎伝説(すみやきこごろうでんせつ)」、「般若姫物語(はんにゃひめものがたり)」、「真名の長者と般若姫(まなのちょうじゃとはんにゃひめ)」などと、様々に呼ばれている。 ==概略== :大和朝廷の時代、都に、顔に醜い痣のある姫がいたが、仏のお告げに従って豊後国深田に住む炭焼き小五郎の許へ行き夫婦になる。 :2人は数々の奇跡により富を得て長者となり、1人の娘が生まれた。般若姫と名付けられた娘は都にまで伝わるほどの美女に成長し、1人の男と結婚するが、実はその男は都より忍びで来ていた皇子(後の用明天皇)であった。 :皇子は天皇の崩御により都へと帰ることになったが、姫は既に身重であった為、「男の子が産まれたなら、跡継ぎとして都まで一緒に、女の子であったなら長者夫婦の跡継ぎとして残し、姫1人で来なさい」と告げて帰京してしまう。 :産まれた子供は女の子であった為、姫は1人で船に乗り都を目指すが、途中嵐に会い周防国大畠に漂着する。村人による介抱も虚しく数日後に姫は逝去してしまう。 :姫の死を悲しんだ長者は中国の寺に黄金を送ると共に、深田の岩崖に仏像を彫らせた。その仏像が現在も残る国宝臼杵石仏である。 :という物語である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「真名野長者伝説」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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