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真性特異点[しんせいとくいてん]
数学の複素解析の分野において、ある関数の真性特異点(しんせいとくいてん、)とは、その近くで関数が極端な挙動を取るような「悪い」特異点のことを言う。 真性特異点が分類されるカテゴリーは、「残り物」あるいは「特に取り扱いづらい」特異点の集団である。すなわち定義によると、ある方法で取り扱うことの出来る二つの特異点のカテゴリーである可除特異点と極に分類されないものが、真性特異点である。 == 定義 ==
複素平面 C のある開部分集合 ''U'' を考える。''a'' を ''U'' の元とし、 を有理型関数とする。点 ''a'' がその関数 ''f'' の真性特異点であるとは、可除特異点および極のいずれでもないことを言う。 例えば、関数 ''f''(''z'') = ''e''1/''z'' に対して ''z'' = 0 は真性特異点である。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「真性特異点」の詳細全文を読む
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