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真木ひでと : ウィキペディア日本語版
真木ひでと[まき ひでと]

真木 ひでと(まき ひでと)1950年11月27日 〔- )は、日本歌手GSバンド、「オックス」のヴォーカルを務めた後、演歌歌手として活動しているが最近はGSシンガーとしても活動中。福岡県田川市出身〔。
== 来歴 ==
1967年、漫画トリオとバックボーン(木村幸弘とバックボーン)に参加〔〔。
ジャズ喫茶「ナンバ一番」で「テル・ミー」のパフォーマンスを見たリーダーである福井利男より「日本でビンソンのエコーチェンバーを持ってるのはうちのバンドとスパイダースだけ!」と口説かれ、1967年12月よりバンドに参加するも当時の野口はビンソンが何なのかわかっていなかった〔真木ひでと・著『夢よもういちど』(エイプリル・ミュージック)9-24ページ〕。1968年5月にGSバンド、「オックス」のヴォーカルとしてデビュー〔。芸名野口英世にあやかって野口ヒデトと名乗る〔。「ガール・フレンド」「ダンシングセブンティーン」「スワンの涙」」「僕は燃えてる」といったTOP10、TOP20ヒットを出した。ザ・タイガースザ・テンプターズと並び“ GS御三家 ”と称された〔。GSブーム中期~後期には、
沢田研二・萩原健一・野口ヒデトが三大ヴォーカルと呼ばれていた。
1971年5月31日にオックス解散〔池袋のジャズ喫茶ACBに於いて解散公演を行った〕。同年「仮面」でソロデビュー。以降は「他になにがある」「夜空の笛」等のシングルを発表し、本人自作の「笑いを忘れたピエロ」が収録されているアルバム「ひでとからあなたに」をリリースする〔。
1975年YTV全日本歌謡選手権」に挑戦、10週を勝ち抜いた〔Golden☆Best 真木ひでと 陶酔炎歌 〕。
恩師山口洋子の命名により「真木ひでと」に改名し、「夢よもういちど」で演歌歌手として再デビュー〔。このデビュー曲がソロ歌手として初のオリコン全国チャーるト9位にランクインし各種優秀新人賞などを受賞した。〔また、9月発売にも係らず同年末の第17回日本レコード大賞ノミネート候補10曲の中に選ばれる〔。
1976年、「恋におぼれて」で東京新聞最優秀ヒット賞を受賞〔。同年3枚目のシングル「東京のどこかに」では飯塚音楽祭で大衆賞・銀賞等を受賞〔。この時のゲストが美空ひばりであり、ひばりから「あんた知ってるよ」と言われた事でますますひばりファンになったと言う〔真木ひでと ソロ編・2 〕。
1979年、「雨の東京」をリリース。自身初の本格的演歌に挑戦したが、山口洋子自身は「まだ早すぎる」と言って反対したらしい。
カラオケ・有線・レコード共にヒットしロングセラー賞を受賞。
特に有線放送全盛の頃でもあり、耳馴染んだ楽曲でもあるので、この歌が真木ひでとのデビュー曲だと思っている人が多い。
それほど長期間に渡って支持された歌でもあり、カラオケで現在でも歌う人達が多い名作である。
1991年発売のオロナミンCのCMソング「元気の星」が小中高生を中心にヒット〔。

2010年のクニ河内プロジェクト作品「されどわれらが日々」のアルバムではオリジナル曲「愛をありがとう」を歌唱〔されどわれらが日々 今ふたたびの青春賛歌(billboard JAPAN) 〕。その後、構成・演出・プロデュースを担当している、「GSビッグスリー(三原綱木加橋かつみ・真木)」のコンサート、
ディナーショーに力を入れている〔。
また、三原綱木とは最初のGSと最後のGSという組み合わせで、M2というユニットでも活動しており、演歌からGSまでという二人の
個性を前面に押し出したディナーショーも盛況である。露出が少ないので知らない人は人気が落ちたと勘違いしてるらしいが、今もそれなりに
沢田研二とまではいかなくても動員力のある歌手のひとりである。
(本人が編集が出来る録画のテレビが嫌いらしいが生放送のテレビはOKだと言う事とラジオのほうが好きだと明言していた。)
2012年3月28日に、ソニーミュージックより歌手デビュー45周年を記念して21曲収録の真木ひでとG☆B「陶酔炎歌」が発売された。
2015年 真木ひでとに改名後40周年を迎え、5月24日に出身地の大阪で、120名限定の「初心忘れるな 木村幸弘とバックボーンライブ」が約50年ぶりに開催された。(木村幸弘への恩返しライブだそうだ。)オックスの再結成は「あり得ない」と断言している。
理由としては、見に来る人は失神を期待してくると思うけど、今の年齢では無理ということらしい。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「真木ひでと」の詳細全文を読む



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