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真藤 順丈(しんどう じゅんじょう、1977年 - )は、東京都品川区生まれ〔『ダ・ヴィンチ』2011年2月号、メディアファクトリー、171頁。〕の小説家。 2008年から2009年にかけて、4つの新人賞を相次いで受賞しデビューした。受賞したのは、刊行順にダ・ヴィンチ文学賞大賞、日本ホラー小説大賞大賞、電撃小説大賞銀賞、ポプラ社小説大賞特別賞。 == 人物 == 学生時代、自主映画やウェブコンテンツを製作する創作集団を結成。映画監督を志して映像関係の仕事にたずさわり、そのかたわらで小説の執筆も始める。のちに小説に専念し、長編短編あわせて10作ほどを投稿するがことごとく落選。 30歳になって一念発起、一年間で毎月一作を各新人賞に応募して、すべて駄目なら小説家の道はあきらめると決める。生活を切りつめて執筆に臨み、純文学系からライトノベルまで様々なジャンルの作品を投稿して、四作が受賞〔『小説現代』2008年9月号〕〔『ダ・ヴィンチ』2008年10月号〕。2008年にNHK「おはよう日本」〔2008年9月28日放送〕やTBS「王様のブランチ」〔2008年10月25日放送〕などで特集が組まれる。 ホラー、ミステリ、幻想怪奇、SF、アウトロー小説といったジャンルにとらわれない幅広い作品を発表。ホラー大賞受賞の選評で、高橋克彦は「異常な状況に、笑いや人の心の温かさを加味する才能」を評価している〔『野性時代』2008年7月号〕。また、平山夢明は「〈魂の救済〉をテーマとし、物語の〈極限〉を提示しようとしている」と評している〔『庵堂三兄弟の聖職』文庫版解説〕。 2009年からは、WOWOW「ノンフィクションW」にナビゲーターとしてゲスト出演したり〔2010年9月20日放送「MAPS 地図裏の冒険者たち」〕、映画『眼球遊園〈大日本ノックアウトガール〉』に彫り師役として出演するなど、活動の幅をひろげている。 近代文学では安部公房や三島由紀夫を愛好する。現代の作家では平山夢明、村上春樹、村上龍、貴志祐介などを挙げている〔BookJapan 〕。 2011年9月号のダ・ヴィンチで『畦と銃』が「絶対はずさないプラチナ本」に選出される。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「真藤順丈」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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