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眠り猫[ねむりねこ]
眠り猫(ねむりねこ)は、栃木県日光市の日光東照宮にある彫刻作品。左甚五郎の作品と言われている。 日光東照宮を訪れると様々な建物に多様な動物を見ることができる。これらの動物のほとんどは平和を象徴するものとして描かれている。奥社入口を護る「眠り猫」は、前足をしっかりと踏ん張っている事から、実は徳川家康を護るために寝ていると見せ掛け、いつでも飛びかかれる姿勢をしているともいわれているが、もう一つの教えとして(裏で雀が舞っていても)「猫も寝るほどの平和」を表しているのである。 == 伝承 == 昔、左甚五郎という人がいた。この旅人、夜、山に迷ってしまった上に心寂しい山奥では人家は見受けられませんでしたが、歩いているうちに、向こうに薄明かりのついた一軒の家を見つけた。「なんとかお願いして軒先でもお借りしよう」そう思い甚五郎はその家を訪ね、家の中からおばあさんが出てきて「いいですよ、おはいりなさい」と家に入れてくれました。彫り物を見せたところ、あまりにも立派だったため、日光に行き東照宮の建築に携わるよう言われ、参加。その時彫った猫がこれもまた立派だったために、夜な夜な抜け出しては悪さをしたという。そのため、眼を塞ぎ眠り猫にしたと伝えられる。 この話を基にまんが日本昔ばなしにおいてアニメ化され、「二人の甚五郎」の題で、1981年01月17日に放送されている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「眠り猫」の詳細全文を読む
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