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眼振計[がんしんけい]
眼振計(がんしんけい、英:electronystagmogram)とは角膜網膜電位を利用した眼球運動や眼振を計測する機械である。 == 原理 == 眼球は角膜がプラスに網膜がマイナスに荷電しており、これを角膜網膜電位という。この電位差は隣接する皮膚に投影され皮膚電位を変化させる。眼球を挟んだ対称的な部位に電極を貼り、2つの電極間の電位差を計測する。眼球が正面正中に位置すると隣接する皮膚に投影される電位が等しくなり電極間で電位差は計測されない。眼球が回転すると、角膜の近づく側の皮膚の電位が高くなり、遠ざかる側の電位が低くなる。眼球の回転角度に応じて2つの電極間に投影される角膜網膜電位の量が変化する。純回旋性の眼球運動は角膜網膜電位を変化させないため眼振計では記録されない。純回旋性の眼球運動はサーチコイル磁場、CCDカメラで計測される。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「眼振計」の詳細全文を読む
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