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眼蔵寺[げんぞうじ]
眼蔵寺(げんぞうじ)は、千葉県長生郡長柄町長柄山にある臨済宗妙心寺派の寺院。山号は長柄山。 == 歴史 == 伝承によれば長和2年(1013年)、沙門戒乗の開基で、はじめ鳴滝寺と称したが、建久3年(1192年)源頼朝が胎蔵界曼荼羅を奉納し胎蔵寺〔寺に残る弘長4年(1264年)銘の梵鐘の銘文には「上総国市西郡長柄山胎蔵寺」とあり、その当時は「胎蔵寺」と呼ばれていたことがわかる。〕と改め、近世中期から眼蔵寺と称するようになったという。 元は律宗寺院であったが、正応2年(1289年)象外禅鑑(妙覚禅師)によって中興されて臨済宗に改宗したという。また、寛元年間(1243年-1247年)境秀胤が祖先の冥福を祈念して再興したとも伝える。往時は七堂伽藍を配し諸山に列し上総国の利生塔が置かれていた。上総屈指の名刹であり近世には幕府より朱印20石を与えられていた。 その後、衰退し現在は無住の寺となっているが、利生塔跡は「塔根」と呼ばれ、上総守護や関東管領を歴任した上杉朝宗の墓も残されている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「眼蔵寺」の詳細全文を読む
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