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睡眠相前進症候群[すいみんそうぜんしんしょうこうぐん]
睡眠相前進症候群(すいみんそうぜんしんしょうこうぐん、, ASPS)は、慢性的な入眠時間の前進(早眠)・および覚醒時間の前進(深夜覚醒、および再入眠困難)という、睡眠障害(概日リズム睡眠障害)の病態のひとつである。 == 概要 == 生物には概日リズム(体内時計)があり、人間の場合は約24時間10分周期〔(独)国立精神・神経医療研究センター・三島和夫 〕であり、朝の光を浴びることでこれはリセットされ1日24時間の生活を営むように出来ている。しかし、このリセットが何らかの場合にうまく機能しないことで概日リズム睡眠障害を発症し、睡眠リズムが狂うようになる〔秋田大学医学部附属病院精神科 睡眠覚醒リズム外来 〕。 若年層に多い睡眠相後退症候群に対し、高齢者に多いとされる。厚生労働省の睡眠指針検討会報告書(外部リンク参照)では、生体リズムの過剰な前進による病態とされている。 仮に7時間の睡眠をするとして、日常の生活リズムとしてはのが望ましいが、これが午後8時に睡魔が現れ午前3時に目が覚めてしまうような睡眠リズムを可変不能な状態。40歳前後からこの症状があらわれやすいとされる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「睡眠相前進症候群」の詳細全文を読む
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