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マイボーム腺[まいぼーむせん]
マイボーム腺(マイボームせん、)は、まぶたの縁にある特殊な皮脂腺の一つで、目の涙液膜の蒸発を防ぎ、涙が頬にこぼれ落ちるのを防止し、閉じたまぶた内を気密にする働きを持つ油性物質(皮脂)の供給をつかさどる。瞼板腺(けんばんせん、tarsal glands)ともいう。マイボーム腺は上まぶたには約50本、下まぶたには約25本存在する。この腺の名前はドイツの医師、ハインリッヒ・マイボーム (1638年 - 1700年)の名にちなむ。 == タンパク質 == ヒトでは、マイボーム腺の分泌物から90種類以上の異なるタンパク質が確認されている。〔Tsai PS, Evans JE, Green KM, Sullivan RM, Schaumberg DA, Richards SM, Dana MR, Sullivan DA. "Proteomic analysis of human meibomian gland secretions." ''Br J Ophthalmol.'' 2006 Mar;90(3):372-7. PMID 16488965.〕
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「マイボーム腺」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Meibomian gland 」があります。
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