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矢倉流中飛車[やぐらりゅうちゅうひしゃ]
矢倉流中飛車は将棋の戦法の1つ。角道を止める中飛車側の居飛車穴熊対策として矢倉規広が得意としたため、この名がついた〔『西川流振り飛車居飛車穴熊破り』p.58を参照。〕。千日手を含みにした後手番の戦法であり〔『西川流振り飛車居飛車穴熊破り』p.7を参照。〕、三間飛車でも応用できる〔『下町流三間飛車の極意』を参照。〕。 ==概要== 角道を止める中飛車の代表にはツノ銀中飛車があり、急戦には強い抵抗力を持つため(居飛車側にも加藤流袖飛車や4六金戦法等の有力な急戦はある)、居飛車側は居飛車穴熊を採用することが多い。それをみて右銀を4二~5三〜6四と活用し居飛車に▲6六銀を強いるのがこの戦法の骨子で(△6五銀~△7六銀を防ぐ)〔『西川流振り飛車居飛車穴熊破り』p.60を参照。〕、四間飛車では飛車を4二に振るため、このような銀の活用は出来ない。△4五歩と角道を開けてから△4二飛と回り、△4六歩からの飛車の捌きを見せて先手の対応によって手を変えていく〔『西川流振り飛車居飛車穴熊破り』p.61を参照。〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「矢倉流中飛車」の詳細全文を読む
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