| 翻訳と辞書 |
矢十字[やじゅうじ]
矢十字（やじゅうじ、）またはクロスバーディ（）は、十字の紋章の1つで、アームの終端が矢の形状になっているもの。矢印十字とも呼ばれる。
キリスト教の分野では、この矢印は釣り針のかえし、または槍を意味し、初期キリスト教でキリストを表す魚形の像を象徴している。
近代では、この図案はハンガリーの過激勢力によりシンボルとして使用され、1930年代から1940年代にかけて矢十字党のシンボルとして党旗などに使用された。その図案には白い円の中に矢十字が配置されたものもあり、ナチスのハーケンクロイツの図案と酷似していた。そのためこの図案は第二次世界大戦後にハンガリーでは非合法化された。〔European Court of Civil Rights Case of Vajnai v. Hungary, "The use of totalitarian symbols: “(1) A person who (a) disseminates, (b) uses in public or (c) exhibits a swastika, an SS-badge, an arrow-cross, a symbol of the sickle and hammer or a red star, or a symbol depicting any of them, commits a misdemeanour..." 〕
== 関連項目 ==
*十字
*矢十字党
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』
■ウィキペディアで「矢十字」の詳細全文を読む
スポンサード リンク
| 翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|