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知的財産専門職大学院(ちてきざいさんせんもんしょくだいがくいん)は、特許権、実用新案権、意匠権、商標権、著作権といった知的財産権(産業財産権)についての教育、研究を行う専門職大学院である。 == 概要 == 専門職大学院設置基準に基づき、大学院に知的財産に関する専門職学位課程を置くことで設けられる。この課程を修了すると、専門職学位である知的財産修士が授与される。2010年5月現在、3校の大学院に設置されている〔専門職大学院一覧(平成22年5月現在):文部科学省 〕。 なお、知的財産を専門とする大学院は、 * 東京工業大学大学院 社会理工学研究科 経営工学専攻 エンジニアリング知的財産講座 * 金沢工業大学大学院 イノベーションマネジメント研究科 テクノロジー知的財産コース ブランド・デザイン&コンテンツコース グローバル知的財産コース * 京都大学大学院 医学研究科 知的財産経営学分野 * 一橋大学大学院 国際企業戦略研究科 経営法務専攻専攻 知財戦略講座プログラム * 国士舘大学大学院 総合知的財産法学研究科 総合知的財産法学専攻 * 吉備国際大学大学院 知的財産学研究科 知的財産学専攻(通信制) などが上げられる。これらは学校教育法第99条第1項に基づき設置された大学院である。(上記の吉備国際大学大学院は、同法第101条に基づく。)学位は、学校教育法(昭和22年法律第26号)の第104条第1項に基づく「修士の学位」が授与され、専門職学位とは区別される。 他方、学校教育法第99条第2項に基づき設置されたのが専門職大学院である。また、設置認可から5年以内ごとに認証評価機関によって認証評価を得なければならない(学校教育法第109条第3項、学校教育法施行令第40条)。ただし、知的財産専門職大学院については認証評価機関が整備されていないため〔専門職大学院の認証評価の概要:文部科学省 〕、現状では認証評価を免除されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「知的財産専門職大学院」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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