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特定非営利活動法人知的財産振興協会(ちてきざいさんしんこうきょうかい)は、著作権保護等の活動を主な目的とする日本の特定非営利活動法人。略称はIPPA。 == 概要 == 2010年11月に任意団体として設立。2011年5月に正式に法人化された〔理事長ご挨拶 〕。 元々はコンテンツ・ソフト協同組合(CSA)らが行っていた海賊版ソフト対策などの活動を引き継ぎ、海賊版ソフトの販売店やファイル共有ソフト等を用いた映像配信者など、著作権侵害を行う者に対する摘発を警察と協力して行っている。ただ加盟団体がいずれもアダルトビデオ(AV)関連の団体であるため、実際の摘発対象はほとんどがAVの販売店となっている。活動はほとんどが日本国内のものだが、過去には台湾の販売店について摘発を行ったこともある〔知財協 活動報告 〕。 従来はAVの海賊版ソフト対策は各メーカーや倫理審査団体などが独自に行っており、業界として足並みが揃っていなかったのに対し、本団体では国内の主要AVメーカーの加盟する団体が一通り顔を揃えていることから「呉越同舟」としてメディアに取り上げられたこともある〔アダルト業界が‟呉越同舟” 知的財産保護という困難な航路に光明は? - 日刊サイゾー・2012年6月25日〕。2013年7月には、本団体の加盟メーカー7社がFC2に対し、「FC2動画アダルト」における7社の制作したAVの配信中止並びに損害賠償を求める訴訟を起こしている〔FC2,Inc に対する訴訟提起に関するお知らせ - 知的財産振興協会・2013年10月3日〕〔被害額は東京オリンピックの予算並み! 無法地帯「FC2動画」壊滅に向けて立ち上がったAVメーカーの熱意 - 日刊サイゾー・2013年11月1日〕。 2014年には、過去に東京スポーツ等が開催していた『AV OPEN〜あなたが決める!セルアダルトビデオ日本一決定戦〜』を7年ぶりに復活させ、主催を務めることになった〔AV OPEN 2014 - DMM.R18〕。また同年からは、『AV OPEN』の表彰式を兼ねる形で、AV業界全体の横断イベントである『Japan Adult Expo』も主催している〔アダルト業界の元気炸裂! 初の業界横断大型イベント『Japan Adult Expo 2014』を総括する - 日刊サイゾー・2014年11月28日〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「知的財産振興協会」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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