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知覧城 : ウィキペディア日本語版
知覧城[ちらんじょう]

知覧城(ちらんじょう)は、鹿児島県南九州市知覧町永里にある日本の城中世山城)。国の史跡
== 沿革 ==
初めてここに城を構えたのは平安時代末期の頃の郡司・知覧忠信と言われる。室町時代足利尊氏の下文によって島津忠宗の三男・佐多忠光がこの地の領主となった。その後、島津氏の内訌に伴い一時伊集院頼久一族の配下となったが、1420年応永27年)、島津久豊が伊集院一族からこの城を取り返し、再び佐多氏の居城となった。その後、文禄検地等で多少の異動はあったものの、佐多氏は幕末まで知覧領主であった。しかし、11代当主・佐多久達の時に知覧城は原因不明の出火で炎上し、一国一城令発令前に知覧城は実質上廃城となった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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