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短弓[たんきゅう]
短弓(たんきゅう)とは、日本での弓の分類から作られた言葉で、日本の小弓(楊弓)と呼ばれる和弓以外の、丈の短いM字に屈曲した弓を指す。世界的には、中国の弓も西洋や東洋の多くの弓は短弓であるが、あくまでも「日本の大弓と呼ばれる和弓」が世界的な弓の大きさから逸脱しているので、日本以外では自ら「短い弓」とは呼ばない。半弓とも呼ばれる〔『土佐物語』巻第十七に朝鮮の兵が半弓を用いた記述があり、『広辞苑 第六版』岩波書店においても表記の記載がみられる。〕。 == 概要 == 短弓とはいわず、コンポジットボウ(合成弓という意味)がよく使われる名称であるが、長弓(和弓の大弓・ロングボウ)以外の弓、特にユーラシア大陸中央部の騎馬民族が好んで使用した合成弓や複合弓を指すが、西洋の弓や中国の弓も構造的によく似ている丈の短いM字屈曲型の合成弓である。 合成弓でもないもっと原始的な単弓・丸木弓も丈が短いことがほとんどなので短弓に含まれる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「短弓」の詳細全文を読む
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