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大学祭(だいがくさい)は、日本の大学(短期大学を含む)において課外活動として行われている学生主体の行事である。学園祭(がくえんさい)または学祭(がくさい)と呼ぶ大学もある。 なお、専門学校(専修学校)で開催される学園祭についてもこれに相当する(ただし、開催しない学校もある)。また、省庁大学校(文部科学省所管外の施設)においてもこれに相当する行事が開催される場合がある。 == 概要 == 学生主体のイベントを大学祭と呼ぶ基準は特に公式に決まっているものはない。しかし、大学祭と呼ばれるイベントは概ね以下のような条件を満たす場合に呼ばれることが多い。 *大学の事務局が実行委員会を公式認可している。 *大学のキャンパスで実施されている。 *学生で組織される実行委員会が運営主体となっている。 大学祭運営のほとんどが学生の手によって行われ、大学の事務局や教員の学生委員会などは、学生の活動に合わせて認可や助言を行なう。一般的には各学部の教員・職員、学生や大学祭(学園祭)をつかさどる学生部の職員が中心となって認可や助言を行ない、広報・財務・施設などの関係部局がその支援を行う形態が多い。ただし、一部の大学においては、研究室開放という名目で、教員の研究発表を行っているものも見られる。なお、学生運動の影響などで、学生側の学園祭主催団体が複数存在する場合などは、混乱を避けるために大学主催で運営することもある。 大学祭は、外部の人達への学校を開放したり、学生達の意識を高揚させたりするという役割を果たしている。具体的には、クラブ活動などの学生団体による展示・発表、会誌・会報などの発行、資金調達や団結強化のための模擬店出店や、大学が行っている教育研究などの活動を発表する場となる。 資金調達も学生が行っている事が多いが、授業料とともに学友会費などとして学校が代理徴収して、その費用の一部(金額のおおむね半分以内)を文化祭の費用にあてるという形態も見られる。また法政大学においては、大学当局の宣伝・支援を拒否し、学生が独自に企画・運営を行なう「自主法政祭」が開催されている。 さらには東京六大学学園祭連盟のように、大学間で連携し、協力体制を敷いている場合もある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「大学祭」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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