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短資会社[たんしぎょうしゃ] 短資業者(たんしぎょうしゃ)とは、金融機関相互間で資金の運用や決済を行う市場(銀行間取引市場)において、主として1年未満の短期的な資金の貸借またはその媒介を業として行う者のことをいう。短資会社(たんしがいしゃ)とも。 == 概説 == コール市場などの短期金融市場は、金融商品取引所のような組織的な市場があるわけではないので、金融機関同士で条件が合致すれば取引は成立するが、短資業者を経由した方が取引が成立しやすい上に、取引金利も透明性が高いとされている。 法的には、「主としてコール資金の貸付け又はその貸借の媒介を業として行う者で金融庁長官の指定するもの」として、貸金業の規制等に関する法律の適用を除外されているが、その代わりに、1983年改正前の出資法(出資の受入れ、預り金及び金利等の取締りに関する法律)の部分的な適用を受けることとなっており、監督当局への届出が必要となる。 日本における短資業者の数は、1990年代には7社あったが、現在は、上田八木短資、セントラル短資、東京短資の3社である。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「短資会社」の詳細全文を読む
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