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石井 一孝(いしい かずたか、1968年1月23日 - )は、日本のミュージカル俳優、シンガーソングライター、音楽監督である。東京都葛飾区出身。上智大学外国語学部イスパニア語学科〔石井一孝公式サイトやファンサイトなどでは「スペイン語学科」と表記されているが、正式名称は「イスパニア語学科」になる。〕卒業。 キューブ所属。 == 経歴 == クイーンの影響で音楽に目覚め、学生時代からミュージシャンを目指して活動。 特に、フレディ・マーキュリーには強い影響を受け、ピアノも独習する。 1991年、東宝ミュージカル『ミス・サイゴン』のオーディションに15,000人を超す応募者の中から見事合格。しかし、実は、友人の勧めで応募してみただけで、本人はミュージカルを見たこともなかったという逸話がある。 その後、1994年、東宝ミュージカル『レ・ミゼラブル』のマリウス役に抜擢され、400回以上マリウスで舞台を務める。舞台映えするルックスと抜群の歌唱力でミュージカル・マニアに知れ渡るところとなる。 2003年の『レ・ミゼラブル』ではキャスト改変の際、事務所の意向でジャベール刑事役でオーディション応募するが、演出のジョン・ケアードから直々に「彼はバルジャンだ!」と決め付けられ、当時の日本レミゼ史上最年少の35歳〔2011年に吉原光夫が32歳でジャン・バルジャンを演じ、最年少記録を更新した。〕(役のうえで最後は70歳になる)でジャン・バルジャンを演じることになった。これは2006年の舞台まで続いた。石井本人によると、マリウスからバルジャンになった役者は世界でも3人だけだとされる。 東宝ミュージカル以外にもさまざまなミュージカルに出演しつつ、歌手としても活動を続け、インディーズでアルバムを4枚製作している。ディズニーアニメ『アラジン』の主役の歌の吹き替えが一般的には有名。ライブ活動も活発で、さまざまなミュージシャンとコラボレーションしている。もともとロックやAORが好きだからか音楽活動の幅は、いわゆるミュージカル俳優とは、一味違っている。 作曲家としても楽曲提供をしているが、2006年8月2日に初公演された『花嫁付添い人の秘密』では、音楽劇の音楽監督として初仕事をしており、オリジナル楽曲を7曲提供している。 2006年12月は白井晃や高泉淳子らが毎年公演している舞台『ア・ラ・カルト 役者と音楽家のいるレストラン』にゲスト参加した。この舞台は毎年ゲストを招いていたが、石井自ら志願したという。 現在、2006年7月に放送を開始した音楽番組『Real Music Web TV』(Real Music Web TV )では総合司会を務めていた。また、2007年春ごろからは非常勤メンバーとして新川博を中心に結成されたバンド『FIANCHI』でも活動している。 2010年4月、『マイ・フェア・レディ』のヒギンズ教授、『蜘蛛女のキス』のモリーナ役の演技が認められ、第35回菊田一夫演劇賞・演劇賞を受賞する。 2014年4月よりキューブ所属となる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「石井一孝」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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