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石井恭二 : ウィキペディア日本語版
石井恭二[いしい きょうじ]

石井 恭二(いしい きょうじ、1928年 - 2011年11月29日)は、日本の出版者、評論家
== 略歴 ==
東京府生まれ。東京府立第十一中学校(現・東京都立江北高等学校)の同級に森本和夫がいる。
日本共産党に籍があったがアナーキズムに接近し、同党と思想的に相容れないアンリ・ルフェーヴル黒田寛一の本を出して脱党〔『花には香り本には毒を』p.156-157, 160〕。1957年に現代思潮社を創業、埴谷雄高吉本隆明澁澤龍彦サドバタイユブランショデリダなどの著作を先駆的に刊行する。
澁澤と共にサド裁判を闘い、1969年わいせつ物頒布等の罪により最高裁判所で罰金10万円の有罪判決を受けた。
20歳代から道元に親しんだ。神郡周(かんごおり あまね)の筆名で古典の校注もしたが、1997年に現代思潮社が倒産すると同社を離れ、本名での著作活動を始めた。
2011年11月29日、乳頭部がんのため死去。83歳没。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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