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石井 歓(いしい かん、1921年3月30日 - 2009年11月24日)は日本の作曲家。東京市下谷区(現・東京都台東区)出身。 同じく作曲家である石井眞木と石井五郎は弟と叔父に当たる。父は舞踊家の石井漠。 成城学園小学部から成城高等学校 (旧制)尋常科に進むが、成城事件で父の友人の小原國芳が排斥されたため、玉川学園中等部に転じる。同校在学中、ピアノをエンリコ・ロッシに師事、また作曲を呉泰次郎について約3年間学んだ。武蔵野音楽大学本科ピアノ科を卒業後、池内友次郎に師事。太平洋戦争中は海軍予備学生として海軍入隊後、約2年間勤務。1947年から尾高尚忠に指揮法を師事。1952年、西ドイツに留学し、ミュンヘン国立音楽大学作曲科・指揮科を修了。その際、カール・オルフに師事して強い影響を受ける。 1954年に帰国後、創設されたばかりの桐朋学園大学で作曲科主任教授他を務め、その後、愛知県立芸術大学音楽学部教授・学部長など各地の学校で要職を務め、指揮者としても活躍した。 合唱界にも長く関わり、全日本合唱連盟東京支部理事長、および同連盟理事長(第5代)を歴任。同連盟主催のおかあさんコーラスの産みの親でもある。 1981年、中日文化賞受賞。1984年、紫綬褒章受章。 2009年11月24日、肺炎のため死去。88歳没。 ==代表作== ()内の人物は特記がない限り、作詩者。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「石井歓」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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