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石人山古墳 : ウィキペディア日本語版
石人山古墳[せきじんさんこふん]

石人山古墳(せきじんさんこふん)は、福岡県八女郡広川町一条に所在する前方後円墳八女古墳群を構成する1基で、国の史跡に指定されている。
筑紫君磐井の祖父の墓と推定される。またかつては筑紫君磐井の墓に比定されていた〔「岩戸山歴史資料館 展示図録」14-16頁〕。
== 概要 ==

* 墳丘長約107メートル〔
* 前方部幅約63メートル・高さ約11メートル
* 後円部径約53メートル・高さ約12メートル
前方部2段、後円部3段の築成で、北側のくびれ部には造出が現存する。築造当初は周濠・周堤を有していたとみられ、現在でも前方部西側と後円部東側に周濠・周堤の一部が確認できる。
墳形や出土した須恵器の年代観から5世紀前半~中頃に築造されたと考えられ、岩戸山古墳の被葬者である筑紫君磐井の数世代前にあたり、磐井の祖父の墓ではないかとも考えられている〔。
当古墳は昭和13年(1938年)8月8日に国の史跡に指定された。昭和53年(1978年)3月24日付けで、史跡の追加指定・統合指定が行われ、指定名称が「八女古墳群」に変更された。〔『図説日本の史跡3 原始3』、同朋舎出版、1991、p.206〕〔既指定の史跡「岩戸山古墳」「乗場古墳」「石人山古墳」「善蔵塚古墳」「弘化谷古墳」の5件を統合し、未指定の古墳3基(丸山塚古墳、丸山古墳、茶臼塚古墳)を追加指定したうえで、指定名称を「八女古墳群」とした。〕

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「石人山古墳」の詳細全文を読む



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