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石刀神社 : ウィキペディア日本語版
石刀神社[いわとじんじゃ]

石刀神社(いわとじんじゃ)は、愛知県一宮市今伊勢町(旧尾張国中島郡)にある神社式内社で、旧社格県社
毎年4月に行われる「石刀祭り」では、3輌の山車が曳かれる。
尚、式内社の「石刀神社」は、この一宮市今伊勢町の「石刀神社」のほかに、一宮市浅井町の「石刀神社」、岐阜県羽島市桑原町の「八剣神社」が該当する説もある。羽島市桑原町の「八剣神社」は一宮市今伊勢町の「石刀神社」の旧地と推測される。一宮市浅井町の「石刀神社」は石刀神社(一宮市浅井町)を参照。
== 概況 ==

*崇神天皇の代、石刀社として創建されたという。
*創建された地は尾張国中島郡四条と伝えられている。現在も一宮市には三条という地名が残り、その北部の一宮市から羽島市付近と考えられる。その後、檀林皇后嵯峨天皇皇后)によって現在の地近くに移転したという。現在地への移転は14世紀ころと言われている。
*江戸時代に三明神社に改称している。これは伊勢神宮の分社を合祀したことからである。この地は古くから伊勢神宮神戸であった。
*1600年慶長5年)、西へ向けて進軍中の徳川家康が訪れ参拝する。そのさい三明神社に陣を設置したので、社殿の破損、建造物の一部が取り壊されてしまう。関ヶ原の戦い後の1608年(慶長13年)に再建される。この再建を祝って始まったのが石刀祭りとされる。
*1938年(昭和13年)に石刀神社と改称し、1940年(昭和15年)県社になる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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