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石垣島東海岸の津波石群 : ウィキペディア日本語版
石垣島東海岸の津波石群[いしがきじまひがしかいがんのつなみいしぐん]

石垣島東海岸の津波石群(いしがきじまひがしかいがんのつなみいしぐん)は、沖縄県石垣市石垣島の東海岸に点在する津波石である。
国の天然記念物(地質・鉱物)に指定されている。
== 概要 ==
2013年3月27日付で、4箇所の津波石が「石垣島東海岸の津波石群」の名称で天然記念物(地質・鉱物)に指定された〔平成25年3月27日文部科学省告示第42号〕〔 文化庁、2012年11月16日〕。その後、2013年10月17日付で、さらに1箇所の津波石が天然記念物に追加指定された〔平久保安良のハスノハギリ群落 国の天然記念物に バリ石も追加指定へ 伊原間 八重山毎日新聞、2013年6月22日〕〔平成25年10月17日文部科学省告示第150号〕。
指定の対象となった津波石は、科学的分析や史料によって津波によって移動したことが裏付けられている5箇所の石である。このうち、「津波大石」については、約2000年前に発生した津波によって打ち上げられたことが、付着したサンゴの分析などにより科学的に裏付けられている。残る4つについては、1771年八重山地震による津波(明和の大津波)で移動したとの記録が、被害状況の報告書である『大波之時各村之形行書』の末尾に収録された『奇妙変異記』に残っている。同書によれば、石垣島の4箇所と黒島の1箇所で計7つの岩塊が移動したとされる〔津波石群国の天然記念物に 津波大石(大浜)など4カ所 八重山毎日新聞、2012年11月17日〕〔天然記念物に津波石 災害の歴史伝承 東海岸にちらばる 八重山日報、2012年11月17日〕。
石垣市教育委員会では、天然記念物への指定後に、周辺の環境整備や標柱及び看板の設置を行う予定としている〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「石垣島東海岸の津波石群」の詳細全文を読む



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