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石垣牛(いしがきうし、いしがきぎゅう)は、沖縄県石垣市及び八重山郡(竹富町、与那国町)で生産され、一定の条件を満たす黒毛和種の牛肉のこと。 日本の最南端に位置する八重山諸島では、温暖な気候を活かして、畜産業、特に牛の生産が盛んである。かつては仔牛として有名産地に出荷されることが多く、八重山諸島で生育された牛のブランドは確立していなかった。しかしながら、2000年7月の九州・沖縄サミットの晩餐会でメインディッシュとして供されたことをきっかけに、ブランド牛肉としての知名度が向上し、八重山諸島での地産地消のほか、全国各地に出荷されるようになった。 石垣牛は、2008年(平成20年)4月11日に、沖縄県農業協同組合(JAおきなわ)によって、地域団体商標として登録されている(商標登録第5127806号)。 == 定義 == JAおきなわでは、以下の条件を満たす枝肉を石垣牛と定義している。 * 八重山郡(石垣市を含む。以下同じ。)内で生産及び育成されたことを示す登記書及び生産履歴証明書を有すること * 生後概ね20ヶ月以上八重山郡内で肥育されたこと * 純粋の黒毛和種の去勢牛または雌牛であること * 去勢牛で24-35か月、雌牛で24-40か月の範囲に出荷されたこと * 日本食肉格付協会の格付で、歩留等級がAまたはB、肉質等級が5-2等級であること * このうち、肉質等級が5-4等級のものが「特選」、3-2等級のものが「銘産」とされる 上記の定義を満たした枝肉には、石垣牛ラベルを貼付することができる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「石垣牛」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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