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石城山神籠石 : ウィキペディア日本語版
石城山神籠石[いわきさんこうごいし]
石城山神籠石(いわきさんこうごいし)は、山口県光市石城山標高362メートル)にある日本の古代山城神籠石式山城)の遺跡。国の史跡に指定されている。

== 概要 ==
石城山神籠石は、1909年明治42年)に熊毛郡視学西原為吉によって発見された列石遺跡で〔国指定史跡 石城山神籠石 - 光市教育委員会文化・生涯学習課〕、当時は九州にしか存在していないと考えられていた神籠石が、本州でも発見されたことで考古学上貴重な発見となった〔国指定史跡 石城山神籠石パンフレット - 光市教育委員会〕。1935年昭和10年)6月7日に「石城山神籠石」として国の史跡に指定されると、1963年1964年(昭和38〜39年)に文化財保護委員会(現・文化庁)・山口県教育委員会大和村教育委員会(現・光市)による共同発掘調査が行われ、様々な遺構が発見された。
本遺跡は7世紀頃に築城されたと考えられており〔石城山神籠石 - 山口県の文化財(山口県教育庁社会教育・文化財課)〕、列石の総延長は約2.6キロメートルに及ぶ。築城場所の選地や門の礎石の形状などが瀬戸内地方の神籠石と共通する一方で、石材の加工などに九州北部の神籠石に見られる要素も併せ持っているのも特徴である〔。また、山陽道瀬戸内海航路をおさえる要衝に位置していることから、周防国造国造)の本拠地であったとも考えられている〔。
2004年平成16年)の集中豪雨により石垣の一部が崩落したため、2005年2006年(平成17〜18年)にかけて保存修理事業が行われた。現存遺構と区別できるように切石積みで修復されている〔現地説明板より(平成19年1月 光市教育委員会)〕。
また、本遺跡のある光市では、2009年(平成19年)に「神籠石サミット」が行われており〔広報ひかり 平成19年10月10日号 (光市)〕、石城山山頂広場には記念碑・植樹がある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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