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石崎 剛(いしざき つよし、1990年9月9日 - )は、阪神タイガースに所属する茨城県古河市出身のプロ野球選手(投手)。 == 経歴 == === プロ入り前 === 古河市立諸川小学校時代に野球を始めると、同市立三和北中学校で軟式野球部に所属。茨城県立三和高校への進学後は、2年生の夏から3年生の春まで部員9人・指導者2人という環境〔の下で、オーバースローから最速145km/hの速球を投げることで注目された。しかし、春夏とも全国大会とは無縁の環境で〔、3年生の秋にはプロ志望届を日本高等学校野球連盟へ提出しなかった。 高校卒業後に住友金属鹿島へ入社したが、入社後に腰痛を発症した。これを機に腰への負担が少ない投球フォームを模索した結果、従来から腕の位置を下げたスリークォーターへ転向〔。さらに、速球の最高球速が151km/hにまで向上したことから、入社4年目のに主戦格へ台頭した〔。 の第85回都市対抗野球大会では、全足利クラブとの北関東代表決定戦に登板したが、決勝打を浴びた。チームはこの試合の敗戦で本選への出場を逸した〔第85回都市対抗野球:2次予選北関東大会 県勢22年ぶり本大会逃す 新日鉄住金鹿島、日立製作所/茨城 2014年6月11日毎日新聞茨城版 2014年12月19日閲覧〕が、石崎自身は、富士重工業の補強選手として本選へ出場。本選では、3試合の登板で無失点を記録。日立製作所から補強された猿川拓朗と共に、富士重工業の準優勝に大きく貢献した〔。 2014年度ドラフト会議では、新日鐵住金鹿島のチームメイトである左腕投手・横山雄哉を1巡目で指名した阪神タイガースから、2巡目で指名された〔。同じチームに所属する2人の選手を、阪神が同一年度のドラフト会議で1位と2位に指名したことは、球団史上初めての事例〔NPBの他球団を含めても、2009年にロッテから指名された荻野貴司・大谷智久(いずれもトヨタ自動車)以来4例目であった。ちなみに阪神では、2015年度のドラフト会議でも、高山俊を1巡目・坂本誠志郎を2巡目(いずれも明治大学)で指名。いずれも入団に至っている。〕。同一チームに所属する投手を、同一球団が1位と2位で指名した事例は、NPBのドラフト会議史上初めてであった〔。 石崎自身は、阪神からの指名後に、契約金7,000万円、年俸1,200万円(金額は推定)という条件で契約。三和高校出身者では初めてのプロ野球選手で、背番号は30〔阪神タイガース公式サイト - 2015年新人選手入団発表会を実施 〕。なお、横山も阪神へ入団したため、新日鐵住金鹿島時代に続いてチームメイトになった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「石崎剛」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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