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石川慈[いしかわ めぐみ]
石川 慈(いしかわ めぐみ、1988年11月26日 - )は、愛知県半田市出身の、日本人の女子柔道選手である。階級は57kg級。身長168cm。得意技は大外刈、寝技。組み手は右組み。段位は参段。血液型はA型〔「柔道全日本強化選手名鑑 2016」近代柔道 ベースボールマガジン社、2016年4月号〕。現在はコマツに所属〔KOMATSU : 部員紹介 〕。 ==経歴== 小学校3年の時に柔道を始めた〔石川慈 シルヴァ・マリアナ 〕。亀崎中学3年の時に、全国中学校柔道大会の57kg級で5位となった。桜丘高校3年の時にはインターハイで2位となった〔。帝京大学法学部に進学後、1年の時に全日本ジュニアで2位となった。3年の時には全日本学生柔道優勝大会で帝京大学の優勝に貢献した〔。2011年に社会人になると、8月のユニバーシアードでは個人戦と団体戦で優勝を果たした〔石川、寝技で金=世界王者の先輩追う-ユニバ・柔道女子 時事通信 2011年8月15日〕。さらに、実業柔道選手権でも優勝すると、11月の講道館杯決勝では大学の1年先輩である2010年世界チャンピオンの松本薫に合技で一本勝ちして優勝を成し遂げた。なお、この際にはモデル体型の容姿から“クールビューティー”とも評された〔【講道館杯】“クールビューティー”石川が初優勝 デイリースポーツ 2011年11月13日〕。大学時代、先輩の松本のことを意識して乱取りでもあまり組んだことはなかったが、先輩のなかでは一番仲が良かったという〔。 2013年2月のヨーロッパオープン・オーバーヴァルト決勝では、出色の寝技師で知られる地元オーストリアのサブリナ・フィルツモザーを上四方固で破ったのを始め5試合全て寝技で一本勝ちして優勝した〔Asia dominates but Filzmoser captures Austrian hearts again 〕。続くグランプリ・デュッセルドルフでは準々決勝でフランスのオトーヌ・パヴィアに反則負けを喫した以外は全て寝技で一本勝ちして3位となった。4月のアジア選手権でも全試合寝技で一本勝ちして優勝を果たした〔遠藤、宮川、石川、山本が優勝 アジア選手権 スポーツニッポン 2013年4月19日〕。10月のワールドコンバットゲームズ団体戦決勝ではブラジルと対戦して、世界チャンピオンのラファエラ・シルバを指導3で破りチームの優勝に貢献した〔World Combat Games, St Petersburg 2013 DAY 1 〕。11月の講道館杯では松本に袖釣込腰で敗れて3位だった。2014年8月には実業個人選手権で2年連続3度目の優勝を飾るも、11月の講道館杯では決勝で会社の後輩となる芳田司に指導2で敗れて2位にとどまった。2015年6月に名古屋で開催された東アジア選手権では得意の寝技でオール一本勝ちで優勝した。また、団体戦でも優勝を飾った。11月の講道館杯では決勝で国士舘大学3年の山本杏を横四方固で破って4年ぶり2度目の優勝を飾った〔100キロ級はウルフが初V…女子は52キロ級西田が連覇 サンケイスポーツ 2015年11月8日〕。2016年4月の選抜体重別では準決勝で松本を得意の横返しからの横四方固で破るも、決勝で芳田に技ありで敗れて2位だった〔平成28年全日本選抜柔道体重別選手権大会 〕。 IJF世界ランキングは100ポイント獲得で82位(16/5/2現在)〔World ranking list 〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「石川慈」の詳細全文を読む
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