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木場潟公園(きばがたこうえん)は、石川県小松市南部にある都市公園。石川県が開設・運営している都市公園(広域公園)である。 == 概要 == 小松市の沿岸部にある木場潟の周囲を整備した公園である。1973年(昭和48年)3月7日に都市計画決定され、1982年(昭和57年)10月17日に一部開園。2008年(平成20年)度に事業が完了した。木場潟を囲むように中央園地、南園地、西園地、北園地の4つの緑地が整備され、各園地を結ぶ園路が木場潟を1周(6.4km)する〔。 木場潟は、柴山潟、今江潟とともに加賀三湖と呼ばれているが、今江潟は干拓により姿を消し、柴山潟も3分の2ほどが干拓されたため、唯一元の姿をとどめる。このため本来の植生が残り、岸辺や水辺では野鳥の姿を見ることができる〔「魅力ある石川の自然 木場潟」石川県 〕。木場潟の水郷風景はいしかわの自然百景に選定されており、ヨシ、マコモ等の群落にガマ、ヒメガマが混じり、コウホネ、イボビシオオカナダモなどの水生植物が見られる〔「梯川水系前川圏域河川整備計画(平成17年3月)」石川県 〕。また、南東側には県内最高峰の白山を遠望することができる〔。 2006年(平成18年)からは、石川県の指定管理者制度により、財団法人木場潟公園協会が指定管理者として公園の整備・運営を行っている。 2015年5月17日には、木場潟公園を会場として第66回全国植樹祭いしかわ2015〔第66回全国植樹祭いしかわ2015 - 石川県農林水産部全国植樹祭推進室〕〔第66回全国植樹祭 - 小松市〕が開催された。石川県で全国植樹祭が開催されたのは、1983年(昭和58年)に河北郡津幡町の石川県森林公園で開催された第34回全国植樹祭以来で、32年ぶりの開催となった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「木場潟公園」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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