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石廊埼灯台(いろうざきとうだい)は、静岡県の南伊豆町、伊豆半島の最南端、石廊崎に立つ、白亜の塔形をした中型灯台で、「日本の灯台50選」にも選ばれている。周辺は、富士箱根伊豆国立公園に指定されていて、壮大な太平洋のパノラマが展開している。普段は灯台の敷地内へ立ち入ることはできないが、7月と11月のうち1日間程度、灯台の一般公開が実施され、灯台上部踊り場まで入ることができる。なお、灯台は「石廊埼灯台」だが、立っている岬は「石廊崎」である。 == 歴史 == 昔より石廊崎は航海の難所で、この沖の岩礁で座礁、難破する船も多くあったため、灯台の設置が求められていた。 * 1871年(明治4)10月5日(旧暦では8月21日)に、設置・初点灯した。かの「灯台の父」と呼ばれるリチャード・ヘンリー・ブラントンの設計による八角形の木造灯台として建設され、日本では10番目に古い洋式灯台だった。 * 1932年(昭和7)11月14日の暴風で大破。 * 1933年(昭和8)3月31日に、現在のコンクリート造に建て替えられた。 * 1954年(昭和29)2月、船舶気象通報業務開始。 * 1993年(平成5)2月、灯質を変更し、灯塔を白タイル張りへ。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「石廊埼灯台」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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