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石橋財団 : ウィキペディア日本語版
石橋財団[いしばしざいだん]
公益財団法人石橋財団いしばしざいだん)とは、東京都港区にある 美術及び教育に関する分野についての研究及び助成を行うことを目的とする。元文部科学省が所管する公益法人財団法人である。
== 概略 ==
主たる事業としてブリヂストン美術館石橋美術館を運営している。財団の財産としては創立者の石橋正二郎が収集した「石橋コレクション」を核とし、美術品2583点(2013年11月現在〔『国華』第1425号、p.25。〕)、正味資産175億円を有する(2005年12月31日現在)。私立美術館を運営する財団としては日本有数の規模である。正二郎が本格的に美術品収集を始めたのは、1930年(昭和5年)久留米高等小学校時代の図画の先生だった坂本繁二郎から、青木繁の作品を収集して小さい美術館でも良いから建てるよう勧められたのがきっかけだった。その後、藤島武二と懇意となってその作品を譲り受け、戦後は日本にあって国外流出の危機にさらされていた西洋美術を収集した。正二郎没後は財団が収集を引き継ぎ、1997年(平成9年)に石橋幹一郎が亡くなると、翌年遺族から467点の寄贈を受けた。2005年(平成17年】)財団設立50周年を機に収集範囲を拡大し、フランス以外の海外作品や、1950年代以降に活躍した作家にも目を向けるようになった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「石橋財団」の詳細全文を読む



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