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石灰海綿綱[せっかいかいめんこう]
石灰海綿綱(せっかいかいめんこう、Calcarea)は、海綿動物門に属する動物である。炭酸カルシウムからなる方解石やアラレ石でできた骨針を持つことで知られている。多くの種の骨針は先端が3つに分かれている。先端が2つや4つに分かれている種もいる。 ==生態==
石灰海綿綱に属する全ての種は完全に海産で、世界中に分布するが、熱帯の浅い海で見つかることが多い。他の海綿と同様、固着性であり、濾過摂食する。 石灰海綿綱には、アスコン型、サイコン型、ロイコン型の3種類全ての構造のものが存在する。通常、石灰海綿綱は小さく、高さは10cm以下で、色は淡褐色である。しかし、鮮やかな色の種も知られている。 石灰海綿綱には、花瓶のような円対称の形のものから、細い管の網細工が群体を作っているもの、不定形のものまで存在する。骨格は網状か蜂の巣状の構造である。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「石灰海綿綱」の詳細全文を読む
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