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石見銀山街道 : ウィキペディア日本語版
石州街道銀の道[ぎんのみち]

石州街道銀の道(せきしゅうかいどう ぎんのみち)とは、現在の島根県大田市石見銀山の中心地であった大森より銀鉱石へ運ぶために利用されていた旧街道である。
この旧街道は、石見街道石見銀山街道(銀山街道)、石州道(石州路)や石見道(石見路)などといった名称でも呼ばれており、地域文献資料によっても様々な名称が使用されている。しかし、これらの名称は、石州こと石見の国や石見銀山に通じていたとされる他のあらゆる道においても呼称されており、曖昧さ回避の観点から大森より銀や銀鉱石を港へ運ぶために利用されていた旧街道のみをここでは「石州街道銀の道」として記すこととする。なお、世界遺産に登録された区間の正式名称は「銀山街道」になる。
== 概要 ==
石州街道銀の道には、石見銀山の中心地であった大森より、銀を積み出す輸送港となっていた日本海側の港と瀬戸内海側の港へ銀を積み出すために、造られた道で、日本海へは鞆ヶ浦に向かう「鞆ヶ浦道」と、温泉津沖泊に向う「温泉津沖泊道」があり(ともに世界遺産)、瀬戸内海へは尾道に向かう「尾道道」と、途中の宇賀(現在の広島県三次市甲奴町宇賀)で分岐して笠岡に向かう「笠岡道」が造られた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「石州街道銀の道」の詳細全文を読む



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