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砂利道[じゃりみち, じゃりどう]
砂利道(じゃりどう、じゃりみち)は、表層部の路面が主として砂利からなる道路である。先進国においては農道や林道など交通量の少ない道路に限られるが、開発途上国においては主要道路においてもしばしば見られる。 ==構造== 砂利、砕石、砂などをバインダーと呼ばれる細粒の土によって結合させた構造であり、道路の基盤となる路盤と路面の表層部を覆う磨耗層からなる。日本においては路盤の厚さ30-40cm、磨耗層の厚さ10cm程度が一般的である。表面に防塵処理を施すこともある。車両通過に加え、雨、融雪、凍結融解作用による劣化が大きいため適宜保守管理が必要である。特に、凹凸や小孔は車両の通過によって急激に劣化が進行するため早急の修繕が求められる〔土木学会編、布施洋一著 『新体系土木工学65 道路(V)』 pp.71-76、技報堂出版、1984年、ISBN 4-7655-1165-0〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「砂利道」の詳細全文を読む
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