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砂箱[すなばこ]
砂箱(すなばこ)とは、主に北海道などの雪や氷によって自動車や人が滑ることが想定される道路の脇に設置されている、防滑材(砂)や凍結防止材・融雪剤(塩化カルシウムなど)を配置しておくための箱である。 == 道路における砂箱 == 主に凍結路面で自動車が立ち往生するような急勾配、あるいは交差点などに設置されていることが多い。 歩行者向けのものは、郵便ポストほどの大きさの箱に、袋に入った砂がいくつか置いてある。歩行者や近隣住民が、自由に持ち出して歩道に撒布し、滑り止めとして使用する。砂袋の代わりに、自治体が回収したペットボトルを流用していることもある〔ビバ砂箱! 〕。 砂には塩分が含まれており、路面に付着した氷に定着しやすくされている〔防滑剤について(札幌市) 〕。 勾配のある急カーブなどでは、自動撒布装置が設置されている場合もある。気温が一定温度以下の際に、自動的に内部の塩化カリウム顆粒などが放出される。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「砂箱」の詳細全文を読む
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