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ミコナゾール(Miconazole)はアゾール系(イミダゾール系)抗真菌薬の一種で、皮膚・粘膜等の真菌症に適用される。1969年、ヤンセン・ファーマスーティカにより開発された。他のアゾール系抗真菌薬と同様、真菌の細胞膜に含まれるエルゴステロールの生合成を阻害する。主として硝酸塩の形で皮膚・粘膜に適用され、単独で内服用にも適用される。真菌によるふけの防止用にシャンプーに配合した製品もある。またリーシュマニア症にも用いられる。 医薬用途の他に、一部のカラーフィルム製品の現像用定着液にも用いられている。 == 適応症 == === 外用液・クリーム === ミコナゾール硝酸塩外用液およびクリーム剤としての適応症 *皮膚真菌症の治療 *白癬:体部白癬(斑状小水疱性白癬、頑癬)、股部白癬(頑癬)、足部白癬(汗疱状白癬) *カンジダ症:指間びらん症、間擦疹、乳児寄生菌性紅斑、爪囲炎、外陰カンジダ症、皮膚カンジダ症 *癜風 *口角炎 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ミコナゾール」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Miconazole 」があります。 スポンサード リンク
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